いかなる優秀なトレードシステムであっても、東日本大震災を予想することはできません。
突然、北朝鮮でクーデターが起きることも、中東で核戦争が起きることも、欧州でデフォルトが起きることも、日本の国債が暴落することも、可能性がゼロではありません。
リスクは、あまりにも多く存在するのです。
「リスクを最小限にする」 これが、トレードを成功させる鍵だと考えます。
しかし、投資という行為自体、リスクを持たなければ、リターンはありません。
皆さんは、リスクを最小限にした投資を行おうとしたとき、どんな手法を選ばれますか?
私が考えるリスクの最小限化とは、投資している時間を最小限にする、ということです。たとえば投資信託のように、「買いっぱなし」「預けっぱなし」を、リスクが低いと考えるのは、間違っていると思います。
そのために、選んだトレードが、「日経225先物 寄り引きトレード」です。
過去における、予想外の突発的な出来事は、多くがザラ場以外の時間に起きています。昼間の時間のトレードに限定することで、リスクを最小限に抑えます。
かつ、ザラ場の内であれば、そもそもの値動きの幅が限られています。(ここ半年内の最大値幅が240円です。)
朝、就業前に、手持ち資金に見合った枚数を成り行きで、買う、もしくは売る。
そして、持ち越さず、引けで成り行き決済する。
これが、最もリスクが低く、かつリターンも期待でき、手間もかかりにくい手法であると考えます。